あせも(汗疹)ケア-予防と原因への対処法

あせも(汗疹)ができるしくみ

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多湿の日本ではあせもは罹患しやすい症状です。
漢字で書くと「汗疹」となり文字通り汗による湿疹ということになります。
湿度が高くなる夏場にかかることが多いのですが最近では暖房の影響で冬にかかる人も見受けられます。
あせもは大量の汗をかきその汗が出口を塞がれてしまうことにより皮膚の中に汗が滲みだして起こります。
人の皮膚の表面にはエクリン汗腺と呼ばれるものが全身いたるところにあり、大体200万から400万個と言われ、体温が上がってきたときにそれを調節する大切な役割を担っています。
エクリン汗腺で汗が作られ、それが汗管を通って皮膚上にでます。外にでれば蒸発するのですが汗が大量であったりその出口が垢やほこりで塞がれていると皮膚の中に汗が出てしまいあせもの原因になるわけです。
普段の生活でかく程度の汗ではあせもになることはありませんが、高温多湿の夏場に長時間外に居たり、運動で多量の汗をかいたりしてできます。
長い間ギブスをする生活をしていて、通気性が悪いためあせもができた、ということもあります。
あせもを防ぐには、まず汗をかいたらそのままにしないでふき取る事が大切です。またシャワーを浴びたりして清潔にすることが一番の予防になります。